2009年7月20日月曜日

八ヶ岳全山縦走

雨で中止した計画の代案として日帰りで行ってきた。
第一の核心は小淵沢までの移動である。トンネル、高速代をケチって下道で車を走らせる。片道200kmもあるとガソリン代だけでもバカになりません。
道の駅はまだ時間が早いせいか車と人でごった返していた。ほとんど車中泊の人みたいだけど・・・

3時出発。
縦走の起点、編笠山を目指す。この頃は高曇りでそのうち晴れてくるだろうと思っていたのだがとんでもない間違いであった。森林限界を越えるとガスと風、横岳周辺は吹き飛ばされそうな勢いで、徐々に消耗していくのが分かるが硫黄岳を越えると樹林帯に入るので一息つくことができる。
赤岳から硫黄岳の間は「この人たち大丈夫かなぁ?」と思われる人が多かった。自分自身も寒さで身体の機能が低下しているのが分かり、「ここで動けなくなったら死ねるなぁ」などど考えてしまう。トムラウシでの遭難は他人事ではない。

そんなこんなで、麦草峠に着く頃には大分疲れも溜まり、ペースも落ちてきた。特に下りは膝が笑い始め、苔むした岩に慎重に足を置くしかない。三ツ岳、双子岳はショートカットして蓼科山到着。結局、ここまでまるっきり展望なし、残念!

女神茶屋からのバスはすでになく、駐車場でおじさんに声を掛けると快く道の駅まで乗せていただいた。感謝感謝でありました。