2022年3月5日土曜日

黒部横断2022 ”26年の時を超えて” Day3

 Day3

深夜、おなかの中で運動会が始まる・・・

こればっかりは、Pボトル使えね~

昨夕、きっちりとキジ場とアプローチを構築していたのが功を奏する。


さて、鹿島越えの朝を迎える。

森林限界を越えたエリアでの行動時間が長くなるので、おなかの気合を入れ直す。小屋周辺はガスに覆われているが、幸い天気は好天に向かいそうだ。

樹林帯はずぼずぼで空身ラッセル

登るに従い上空からガスが切れ始め、雲海に。目指すべき剱岳は見え隠れしてきたものの、風は強く指先が凍えてくる。頂は彼方に聳え、分かってはいるものの小ピークを越えるたびに愕然とし、ピーク立たないで巻いてやろうかとあらぬ考えが頭の中を渦巻く。


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初めての黒部横断は1996年3月に遡る。

鹿島槍・東尾根を登り、十字峡~黒部別山・北尾根~源次郎尾根へと継続した。パートナーはK氏。以降、何度も横断山行を共にしたが、やはり初めての横断は印象深い。

当時は山中に食料や燃料などをデポするのが当たり前の時代。我々も疑いなくデポを行った。強風とホワイトアウトの中、這う這うの体で辿り着いた鹿島槍山頂。括り付けておいたデポを回収し牛首尾根を下るが、地形図とコンパスがあれば下降出来るというものでもない。視界が全く得られない状況で、これ以上歩くのは危険と判断して適当なところに雪洞を掘ることにした。堀り始めは順調だったものの、奥に進むにつれ氷板が現れ掘削は困難を極める。テントを張る選択肢はなく、根性で雪洞を完成させた。

このK氏、昨今は眼鏡が凍っても真眼でルートを見いだせるようになったらしい。

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「この辺だったかなぁ」と思いを巡らせながら、下降に移る。次第にガスに覆われ視界を失う。しかし、現代社会にはスマホがある。かといって、雪庇の張り出した尾根を歩くにあたって安全が担保される訳ではない。ロープを繋ぎ見えないやっかいものと対峙する。案の定、牛首山の手前で枝尾根に騙され引き込まれてしまう。これはすぐに気付いてばん馬を軌道修正。


高度を下げるにつれ視界は回復し、日射に晒され思わず「暑い!」と声が漏れる。ただ、暑いって思ったのは今山行中このときだけだったかもしれない。


順調に高度を落として、「ホテルビュー剱岳」建設

朝を迎える

布引山へ

剱岳が顔を見せる

布引山にて鹿島槍

布引山方向を振り返る

鹿島槍山頂

剱岳へ

牛首尾根にて

ホテル建設地


甲斐駒

黒部横断から中4日で甲斐駒

やはり、疲労が抜けきっていないのか?

 


山頂に向かう雷鳥の足跡

お決まりの絵

八合目
来るたびに鳥居が壊れてる

御来光を浴びながら

良い天気になりそうです

2022年3月2日水曜日

黒部横断2022 Day2

 Day2

チラチラ雪が降る中、行動開始

風もなく視界も確保できているので、これと言って問題なく高度を上げ稜線直下へ。

積雪状態に不安はないが、ロープを繋いで3pで稜線に登り詰める。

期待していた冬季小屋は閉鎖されていたので、小屋横にテントを設営する。

遥か彼方の入り口が眩い。これも昨今の登山者の不道徳行為の影響か?

昔の登山者のほうが、やりたい放題だったような気もするが・・・

差し入れのドライフルーツ

赤岩尾根

国境稜線


黒部横断2022 Day1

 今年も冬がやってくる。

行き当たりばったりの昨年とは違い、山に雪が舞い始めるころには「そろそろどうする?」って声が上がり始める。当初は5名を予定していたが、一人欠け、二人欠け・・・

クリスマス&年末寒波を経て近年ではまれな寒気が日本列島を覆っていた。2月に入ってもこの傾向は続くらしかったが、入山しないという選択肢はなかったものの、ためらう気持ちも膨れ続け葛藤の日々を過ごしていた。

 入山直前の週末、またもや大量降雪。たまたま、メンバーの都合で入山日を変更していたので降雪直後の入山は免れた。しかも、前半は好天周期に恵まれるらしい。後半の予報は相変わらず寒気の流入に警鐘を鳴らしていたが、黒部川を渡ってしまえば、引き返す選択肢はないに等しい。

Day 0

ハクバのばん馬と下山用の車デポを行い、大町へ移動

21時過ぎにハマの暴れ馬と合流


Day1

先行きは心配だが、考えても仕方がない。好天に恵まれたことに感謝して、目の前のラッセルを一歩一歩こなすのみ。

足が短いのは一目瞭然

快晴の赤岩尾根

鹿島槍ヶ岳



2022年2月6日日曜日

戸隠・本院岳ダイレクト

2週続けてのinac
今週は3年生、卒業前の最後の実習です
紆余曲折はありましたが
とりあえず山へ

表山
朝焼けがきれいでした

雲の切れ間に目指すルートが
見え隠れしてきます

埋まりきっていない沢を渡り

参道ルンぜ

D2の登攀

D2から上部を見上げる

深い雪に苦しめられます

なんだ?

残念ながら圧倒的に力不足でしたね

 

2022年1月29日土曜日

inac on 北岳

 毎年、楽しみな活動のひとつです。
今年もコロナ禍ではありましたが、関係者の尽力で実施することが出来たことに感謝いたします。
若者が山にあこがれ、夢を叶えることのサポートが出来る立場にいることを嬉しく思います。

いつものように順序が逆ですが、ご勘弁ください。

最終日、先が長いので暗いうちから下山開始です

八本歯のコルを見下ろす
う~ん、無理

意気揚々と山頂に向かいます

やっと頂上を拝むことが出来ました

ちょっとした吹き溜まりでペースダウン

南アルプスの楽しみは、これ

アタック日、夜明け前にスタート

直前の降雪で登山口から、それなりに雪があります

旧道、コンプリートならず

直前の降雪で旧道からアプローチします

2022年1月24日月曜日

善五郎の滝&戸隠山

今年の戸隠は非常に雪が多いです。

信濃町に住んでる友人の話では例年の倍以上とか

先週末も戸隠の予定だったのですが、あまりの降雪に戸台アイスに変更したばかり

今回は北アルプスの山へ行く予定でしたが、またもや強烈な寒気が入ってくる予報のため、アタック日を最終日の好天が期待できる戸隠山に変更し、余った前半の日程は乗鞍高原の善五郎滝でアイスクライミングをすることと相成りました。

柔軟な変更に対応していただけることに感謝です。

 

絶好のテントサイトとなりました

高妻山
巨大です

蟻の戸渡
雪がたっぷりついているので、夏より簡単
怖くない

百閒長屋のトラバースを終えて
腰~胸~顔のラッセルが延々と続きます

日の出前に出発
昨日つけたトレースが活きます
踏み固めた状態で股くらい

奥社参道の杉並木
前日からの降雪は50cm
もちろんノートレース

善五郎の滝
何年振りだろ~
氷結状況は良いですが氷質は良くないです。
スクリューは、ほとんど効かないと思ったほうが良いですね。